『空』





「空…ですか?」
「空、ですね」

「いきなりテーマで話せって言われてもねぇ…」
「ははははは…」

「しかも裏情報によるとアレらしいじゃないですか。コレ、Web拍手が新システムに変わったことによって文字制限食らった所為なんでしょ?元々小説載せるつもりだったんだけど、どうしても載り切らないからトーク風にしようとしてるらしいじゃないですかー?そんなの自分で巧く編集出来ないでどーするってんです」
「カカシさん…!そんな制作秘話、暴露しなくたって」

「だって…、こんな企画起こしたら俺たちのイチャパラタイムがぁ〜〜」
「……そんな時間はいりませんっ!!」

(イルカ、カカシを拳で殴る)

「――ったく、ハイ、ホラ。テーマは『空』ですよ、何か無いんですか?」
「…何か、って言われましてもねぇ。イルカ先生の方こそ、何か無いんですか?」

「え?俺ですか…?そうだなぁ…
別に特に何があるわけじゃないですけど、俺は空を見上げるの結構好きかも」
「そうなんですか?」

「ええ。別に、雲ひとつ無い空が好き、とか言うわけじゃないくて…。別に曇りでもいいし、雨でも雪でもいいんですけど。こう、上を見上げてただ空を見るって言うのが好き」
「…ふぅん。俺は、あんまり空を見上げるって事自体したことないかもしれなかったですよ。逆に」

「大した理由があるわけじゃないですけどね。空って、当たり前だけど広いじゃないですか。そんなの見てると自分っていうのは小さい存在でしかなくて、悩んでるのも馬鹿らしくなる…というか。気分を変えれるんですよ。それに、晴れた空なんかは見てるだけで清清しい気持ちにもなるし」
「清清しいってなら、朝の空気なんじゃないですか?俺はソッチの方が好きかな。朝の少し冷えた空気は感覚を鋭敏にしてくれるし、何者にも冒されてない潔さがある気がします」

「あー…。なんか、カカシさんらしい、と言えば、らしい、かもしれない」
「……?そうですか?」

「でも、好き…って割には起きないですね。朝」
「あー、まぁ、それは、アレですよ。朝の空気も捨てがたいけど、温い布団には勝てない、というヤツです」

「…もぅ。少しは自分で起きる努力をして下さい」
「あはははは…。いつもご迷惑お掛けしておりますー」

「本当です、あれじゃ子ども達にも示しつきませんよ」
「努力はしてるんですけどねー。まぁ、その姿勢だけでも買ってくださいよ?」

「…俺には努力の姿勢も窺えませんけどね」
「これは手厳しい。
――あ、イルカ先生!そろそろ時間じゃないですか!?」

「え?――あ、本当だ!」
「うわ、間に合うかなー?」

「何、悠長なこと言ってるんですか!もしかしたらアイツら、もう、待ってるかもしれない!これじゃあ、俺もカカシさんと一緒に遅刻癖って怒られますよ!」
「…さらっと、酷いこと言いますよね。アナタ、偶に…」

「いいから!早く行きますよ!!」
「はーい」











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