| 『時計』 |
| 「今回のテーマは『時計』です」 「一言に『時計』って言われても、色々ありますよね?」 「そうですねぇ…」 「腕時計に壁掛けに目覚まし?あとは―――」 「柱時計に、砂時計や水時計。日時計も時計に入るのかな?」 「日時計は任務中なんかは有益ですよね」 「えぇ、授業でも取り扱いますよ」 「逆に腕時計なんかはあんまり使わないなぁ〜…」 「そうですね、使用頻度はそんなに高くないかも」 「ていうか、アレ、邪魔じゃありませんか?腕についてるの」 「そうですか…?あんまり考えたことは無いですけど…」 「俺駄目なんですよ、何か邪魔くさい。それなら…、―-―あ、これも時計だ。 俺は懐中時計のほうが好きです」 「懐中時計ですか?」 「うん」 「渋いですね」 「そう?」 「でも不思議と似合うかも」 「不思議ってなんですか、不思議って」 「だって、カカシさんて見た目年齢、絶対実年齢より若いですもん」 「そりゃどうも」 「懐中時計って何か、――こう言ったら失礼かもしれないけど、ちょっとお年を召した年配の方が持ってるイメージ強くないですか?」 「うーん、そうですかねぇ…?」 「まぁ、あくまで俺のイメージなんですけど」 「ナルホドね。 ――じゃあ、逆に訊いてもいいですか?」 「はい?」 「イルカ先生のイメージだと、俺ってどんなの持ってそうな感じなんですか?」 「時計、ですか?」 「うん」 「えー?なんだろう? そもそもあんまり持ち歩きしなさそうなイメージなんですけど」 「まぁ…当たっちゃってますけど、それじゃあ質問の答えにはなってないです〜」 「ですよねぇ。 ウーン…そうだなぁ、強いてあげるなら目覚まし時計?」 「持ち歩かないですよ…?」 「分かってますよ! でもねぇ、この間も集合時間に遅れてきたってナルトが言ってたし…」 「え!アイツ、イルカ先生にチクったんですか?」 「チクったって…子供じゃあるまいに。 それに、本当に寝坊してるわけじゃあないんでしょう…?朝弱いのは知ってますけど、任務は別って割り切れないほど子供じゃないのは分かってます。ま、いわゆる忍耐の修行ってとこですかね」 「あー…まぁ、ノーコメント?」 「何ですか、それ。 ――まぁ、別に追求する気はないですけど。でもとりあえず、たまには時間通り行ってやって下さい。さり気なーく俺に不満が回ってくるんで」 「肝に銘じておきます」 「おねがいします。 じゃないと、その内ドデカイ目覚まし時計子供たちからプレゼントされ兼ねませんよ?」 |
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