『さらさら』





「正直、何を話せと?」
「さぁ…?」

「『さらさら』って、何ですか…?」
「なんでしょう?
女性の長い髪なんかはよく、こういう表現を使いますけどね。あとは川の流れる音とか、粉末状のモノをを上から降りかける時とか?」

「あー…確かに」
「でも、それ位しか出てこないです」

「さらさら…さらさら、ねぇ〜…」
「―――あ!あった!!」

「え?」
「目の前にありましたよ!『さらさら』」

「え?どこですか…?」
「こ〜こっ!」
「ちょっ、えっ!?うわっ!!」

「カカシさんて、何気に髪の毛サラサラですよね?」
「そう…ですか…?」

「触ってて気持ちいいですよ?」
「それはどうも」

「毛質が柔らかいからですかねぇ〜?」
「イルカ先生はどっちかって言うと髪の毛太いですよね」

「ええ、量も多いんで結構大変です」
「でも俺、イルカ先生の黒髪好きですよ?」

「そうですか?」
「ええ」

「何か照れますね///」
「それはお互い様です、まさかこの年になって頭を撫で繰りまわされるとは思いませんでしたよ」

「イヤですか…?」
「イヤじゃないのが困りモノです」

「そうですか」
「ハイ」




「―――ねぇ、カカシさん」
「何ですか?」




「好きですよ」




「っっ!!!
イルカ先生、それ反則…っ!///」











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