『太陽』





「今回のテーマは『太陽』ですって」
「『太陽』ねぇ…
―――とりあえず眩しいですよね」

「そうですねぇ〜…」
「えぇ」

「話、終わっちゃいますよ?」
「そうですね」

「イルカ先生お疲れ?」
「いや…そういう訳じゃないですけど……」

「ケド?」

「今日ね、」
「はい」

「野外授業だったんですよ」
「それはお疲れ様でした、やっぱり疲れてるんじゃない?」

「いや、野外授業自体はわりと頻繁にあることですし。こんなことで疲れた…なんて言ってらんないんです」
「まぁ…それはそうなんでしょうけど」

「えぇ。
―――ただ、ひどく眩しかったんですよねぇ……」

「?、どういう意味?太陽がってこと?」

「うん、まぁ、太陽もそうですけど。日の光をめいっぱいに浴びて笑う子どもたちが」

「??」

「ゴメンナサイ、俺自身よく分かってないです。
ただ、何となくそう思っただけなんです。眩しいなぁ、と。無限に広がる未来とか夢とか希望とか、何でしょうねたまにヒドく眩しく見えるんですよ」

「……」

「うーん。何か変な事言っちゃいましたね、忘れてください」

「―――イルカ先生、」
「はい?」

「俺から見たら、あなたも充分眩しいよ?」
「……え?」

「子どもたちと一緒に笑って泣いて、たまに怒って。何事にも全力で真摯に取り組む姿は眩しすぎるくらい眩しいですよ。―――ま、残業続きで俺が後回しにされるのは多少なり寂しいですけど」
「う…っ、それは――」



「でもね、そういうイルカ先生が俺は好きですよ?」

「っっ!!///」



「今の俺達の未来はアイツらのソレに比べたら短いかもしれない。でもその分、培ってきたものがあるじゃない、それだって充分眩しいものだと思うんですよね」
「カカシさん…」

「そして出来ればこの先はソコに俺も混ぜてほしいなぁ、と」
「……///」

「ねぇ、イルカ先生」
「そんなの…」




「はい?」




「言うまでもない、デショ……///
アンタの居ないこの先なんて考えたこと、ないですよ…」













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