実らない果実





好き

大好き

愛してる

貴方の傍にいたい



―――お願いだから、一緒にいさせて?



どれだけ言葉を並べても貴方に届かない、想い。
どうして信じてくれないの?

本気なのに。


ねぇ、好きだよ。

貴方のことが心から。



だから、俺を見てよ。
――――イルカ先生…?





その目を開いてもう一度、俺を見てよ……


































「―――で、アンタ、人の寝床でナニやってんですか?」
「あ、イルカ先生vv」

「ったく…人が外任務から帰って来て久し振りに惰眠貪ってりゃ…アンタ、俺の睡眠妨害してナニが楽しいんだよ…」
「だって!ずっと会えないから…もう、イルカ欠乏症なんですよ、俺!
あ〜…久し振りのイルカ先生〜〜〜vv」

「さっさと失せろ、変態上忍」

イルカ先生の匂い〜vvなどと、背筋が寒くなるようなセリフを吐きながら引っ付いてくる銀髪を無理矢理に引っぺがす。
疲れた身体に鞭打って、何とか自宅に帰り着き久し振りにベットに体を埋めれば何処からか現れた上忍によって妨害された睡眠。虫の居所が悪く、応対が上司に対してあるまじきものであっても怒らないで戴きたい。

「あのですねぇ〜、俺は任務明けで疲れてるんです。眠いんです。久し振りの我が家でガッツリ、あーもうこれでもかって位寝たいんです。だから、

――――俺の安眠邪魔すんな」


中忍とは思えないほどの早業でカカシを簀巻にしたイルカは
粗大ゴミよろしく窓から放り投げた。




カカシが本懐を遂げるにはまだまだ先が長いようだ……











書き始めた頃は壊れカカシで
シリアス悲恋の筈だったんですが
書いてる内に耐え切れなくなったので
路線変更。オチなかった;;

20050423 UP






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