そぅっと覗いてみてごらん





どうして気付かないかな…?
俺が、貴方の気配に気付かないはずなんて無いのに。

ていうか、
俺、自分で言うのもなんですけど結構優秀なほうの上忍ですよ?
貴方の事なら、どれだけ気配を消されようとも見つけ出す自信があります。




まぁ、あのタイミングで貴方の話になったのは偶然なんですけど、

でも、アレは本心。





『俺、イルカ先生のこと好きなんだから!』





好き。
そう、俺はイルカ先生が好き。
いつから、なんてのは知らない。
気がついたらいつのまにか好きになってた。





そして、貴方も俺のこと好きですよね…?





一生懸命隠してるその様子も
何だが可愛いな、とか思っちゃうけど。
でも、やっぱり


俺の気持ち知ってほしいし、貴方の気持ちを知りたいです。










――――だからお願い。




ねぇ、イルカ先生。





その心の中にそっと仕舞い込んでる大事な箱、





ちょっとでいいからさ、




ほんの少し蓋をずらしてみない?






貴方が

ほんの少しの勇気を持って、

ほんの少し覗き込むだけで、









俺たち、とても幸せになれると思うんです。











43:パンドラの箱 カカシサイド

20110811 UP






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