| 唇から愛 |
| 好きです 好きです 好きです 毎日のように繰り返される睦言に、正直うんざり。 だって、俺だってあなたのコトが好きなんだ。あなたばかりがそうやっていつも言うから俺はどうしたらいいのか分からなくなる。 『好きです』 何でそんなに惜しげも無く言えるのだろう? 恥ずかしくないんですか? そう問えば、さもそれが当たり前のように、 「だって、イルカ先生のことがすごく好きなんですヨ。 言ってないと俺の気持ちが『好き』でパンクしてしまいます」 と、きた。 俺には正直、分からない感覚だ。 だってそんなに毎日言われていたら『好き』の言葉に重みを感じなくなってしまう。 とっても大切な気持ちだから大事にしたいのに、そんなに簡単に言わないで欲しい。 そして、何より、 心臓に悪い。 言われる度にドキドキしてる俺はまるで滑稽。 だって、好きなんだ。俺だって同じくらい、いや、『好き』の気持ちなら絶対負けてない。 俺だってあなたに気持ちを伝えたい。 でも、そうやって毎日毎日 好きだ、愛してるだなんて恥ずかしくて言えるもんか。 だから、 「イルカ先生〜」 「何ですか?」 「好きです〜vv」 「…カカシさん」 「はいv」 瞳を弓なりにして笑う上忍の胸倉を掴む。 「えっ、あ、ちょっ、イルカせ―――っむぅ!?」 「っふ…んっ!」 いきなりのコトで逃げる舌を追いかけて絡めとる。 僅かに目を開けて彼の表情を窺えば驚きのあまり目を見開いている。 まあ、当たり前だろう。俺から仕掛けることなんてそうそう滅多にあることじゃない。 散々口内を犯して、 彼が正気に戻る前に素早く距離を離す。 つい、と引く糸が羞恥心を煽るようで居た堪れない。 でもここまでしないとあなたを驚かせることなんて出来ないだろうし…… 「俺もあなたのコト好きですよ」 止めにあなたが好きだという極上の笑みで。 「イ、イルカせんせ〜〜///」 俺だって、あなたのコトが好きなんだ。気持ちなら絶対負けない。 でも何度も何度も言葉にするのは恥ずかしいから、そんなに沢山なんて言わない。 だから、俺の思いがどれだけのものなのかその身をもって理解してください。 |
精神的に攻イルカ
(あくまで精神上での話デスヨ!
20041102 UP